「射精したい、イキたい」だけじゃないラブタイム

オーソドックスな色合いの赤薔薇が画面中央に一輪写っています。背景はバラ園の石畳です。 彼との愛について感じたこと

彼は、ラブタイムについて

「射精したい」

という欲求からくるものだけではないと言う。


もちろん、愛撫し合っているうちに
高まってくるので、

最終的には
射精したりイッたりしたくなり、
そうなる訳なんだけれど。


ただただ、相手を求め

「ひとつになりたい」
「相手のことをよくしてあげたい」

深く深く愛を感じる時間を共有したくなる。


私は主に、そういう

人間として至極オーソドックスというか
原始的と言ってもいいくらい、

シンプルな感情をもって、接している。


彼には、聞いてみたところ

「定期的に、お互いの愛を確かめ合うため」

にラブタイムを求めるんだと言っていた。


例えば、相手の性器を愛撫することは、
ときには儀礼的な意味合いで…

つまり「そうするものだから」
という理由ですることが多いみたいだし、

かつての私にも
そういうところがあった。


でも、今の私はちょっと違う。

ラブタイムが始まると、ただただ

「愛したい。気持ちよくなって欲しい。
癒されてくれたらうれしい」

という思いに駆られ、

「(フェラチオを)させてほしい。
彼のペニスに触れたい」

という気持ちでいっぱいになる。


そして、

「愛を感じる、身体中全部気持ちいい」

と何度も言いながら、
深いトランス状態に入り、

ただただ感じることに没頭していく彼を見ると

「かわいい」
「全部好き」
「愛してる」
「もっと感じたままに乱れて」

強烈に愛おしくなる。
(そのまま言葉に出して言うことも多い)



こんな気持ちで、男性と交わるのは初めてだ。

彼もまた、今のように
女性から愛されたことはなかったとのこと。



回数を重ねるごとに、どんどん深まる愛。


それはセックスだけじゃなく、
日々の生活とも深く繋がっている。

セックスで愛し合った時間が
日常生活を潤滑にし、

日常生活で力を合わせて乗り越える
ひとつひとつの試練や

ちょっとした思いやりの積み重ねが
またセックスをしたい気持ちに繋がったり、

セックスを楽しく、
一体感のある時間にする。


彼に出会う前には、
セックスどころかコミュニケーション自体
うまくいかなかったり、

「とにかく射精したい」という欲求の
比重が大きく占めている人に出会ったりと
色々あったけれど。


そういう色々な失敗や経験を経て今、
王道の愛や幸せを学ぶ入り口に
立っているなと思っている。

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