彼とは出会って5ヶ月。
一緒に暮らし始めて3ヶ月目。
私たちは、得意と苦手がきれいに真逆だ。
彼が得意なことを私は全くできない。逆も然り。
それをいいことだと思って喜び、
お互いに感謝し合いながらやってきたけれど…
ここ数日、不満が渦巻いて仕方がない。
彼が私に負担ばかり強いてくるように思えて、
愛とか感謝が湧いてこない。
果てには
「なんかこの生活、飽きてきたわー」
とかなってる(笑)
- 毎日の朝ごはん、お弁当、夜ごはんづくり
- 掃除、洗濯
- 彼の作業着や道具のメンテナンスや購入(ハードに動くため、すぐ破れたり壊れる)
- 彼の役所関連の手続きなど、書類を代わりにやる(彼は手続きや字を書くのが極端に苦手)
スマホを仕事現場で落としてしまった時には
私が代わりに購入・手続きや設定までした。
新しい雨ガッパは使用2回目で破けてしまった。
不満が出てきたきっかけは、
季節性の鬱(セロトニン不足)だった。
でもそれだけじゃない気がしていて。
そこで今回、自分の根っこにある本音を、
自分で聞いてあげることにした。
彼は心身ともにキツい状況で、
文句も言わずに仕事をがんばってくれている。
元請け先の偉い人にも
唯一無二の、なくてはならない存在として
認められている。
そうやって、すごくちゃんと
やってくれているのはわかっている。
彼がお金を稼いできてくれるから、
今こうして、ブログを書いていられるのもわかっている。
働けない私を、まるごと
引き受けてくれてることもすごいと思う。
そこではたと気がついた。
「私は彼のそういう才能に嫉妬しているんだろか。
私が自分の才能
(何なのかはまだよくわかってない)
を全然認められもしていないし、
お金になっていないことと比べて
卑屈になってるんだろか。
…だとしたら厄介だなぁ…
私、彼の足引っ張ってしまうやん。
参ったなぁ。
いつものように
霊的な存在にチャネリングして聞くか、
自分の奥底にあるものを
自分で聞いてみるか
「さて、どうしようかなぁ…」
決めかねつつ、
ファミマのティラミススフレプリンを買った。
大変おいしかった。
こういうときは、ちょっと自分を甘やして
周波数をあげてからお伺いを立てる。
ちょっとひと息したのち、
おもむろに自分の無意識部分に語りかけ、
自動書記でその声を拾う。
以下に、ほぼ原文のまま掲載する。
Q. ティラミスおいしかった?
A.「おいしかった、やっぱ甘いものは最高。
ダイエットやってても、
ご褒美はちゃんとしてほしい。
心身満たされてるほうが
ご飯のとき食べすぎなくて
結局やせるんだから、私の場合」
Q. 分かりました、そうします…(笑)
A.「前に知り合いに
“あなたは才能を持て余してる”
といわれた。
自分にも何かできることはある、
と思って文章書いてるけど
感性が独特でなかなか
共感もされないし
お金にしようと思って書いたものは
何か続ける気にならなかったりで
とにかく面白くない。
だから、仕事場で彼が認められたり
褒められたりしてるの聞いても
手放しで”良かったね!”が言えない。
そのことは自分でもすごく嫌。
自分の嫌なところをまざまざと
見せつけられてるみたいで
うんざりするし、
自分が大嫌いだと思う」
Q. (このへんが本音なんだろかな〜
書記してて涙が出てきたので、
まぁ、そういうことだろう。)
それが原因で、モヤモヤキリキリしてるん?
A.「いや、それだけじゃない。
好きなことをやる時間がないのも嫌」
Q. そうなんだ。
たしかに5月に彼に出会ってから、
展開が怒涛過ぎて自分の好きなことを
やる余裕なかったもんね。
出会って1ヶ月で
嵐のようにお付き合いの約束をし、
2ヶ月で
誰にも相談しないまま一緒に住み始め…
その間
「人間って、あまりに
運命の展開が早いとこうなるのか」
と思うくらい、何に構っている暇もなかった。
特に元いた部屋の片付けや、
引越し荷物の整理、
役所の手続きなどが怒涛のよう。
白髪染めも数ヶ月ほったらかし。
安いスニーカーは履き潰してしまい、
雨の日には底から水が入ってきた。
そういう今までのことを思い出している
後ろから、「本音ちゃん」の言葉が続く。
A.「正直、ごはんとかは
もっと適当に手抜いてほしい。
今は完璧を目指しすぎてる。
もっと”今日は簡単メニュー”とかいう
日があっていい。
それで余った時間を
ちょっとでも本読んだり、文章書いたり、
他の好きなことする時間に当ててほしい。」
Q. (そうだよなぁ〜
自由な時間がないと私、すぐ拗ねるからなぁ〜
A.「彼はご飯適当にしたくらいで
愛想つかさない。
それより機嫌が良いほうが一万倍だいじ。
私の機嫌が悪いと私が一番欲してる
“もっとセックスしたい
(自然に求めてきてほしい)”
も120%叶わない。
だから、さっさと手を売って欲しい。
(中略)
何でもやり過ぎないで。
人の評価をまだ気にしすぎてる。
何でも、私が機嫌よく
できるところまでしかしないで。
そして、残った元気や時間で
私の好きなことをして」
Q. わかった。他にしてほしいことある?
A.「洋服買ってほしい」
Q. 洋服…おしゃれなやつ?
A.「そう、ワゴンの1000円以下の
部屋着じゃなくちゃんと自分が好きなもの。
通販でも何でもいい。
おしゃれな服着て、デートしたい」
Q. デート…彼と?
A.「誰でもいい!
かっこいいと思えて、
一緒にいると自分のことを好きでいられる人と!
その時一番セックスしたい人と!」
Q. な、なるほど…わかった。
それだけ言うと、何も聞こえなくなった。
「本音ちゃん」の気配も消えてしまっている。
言いたいこと言うだけ言って
どっか行っちゃった(笑)
「本音ちゃん」はいつもこれくらい正直なのだった。
≫愛の存在になれないとき(2)につづく
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